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ドラフト サービスについて

この ArcGIS 10.3 ドキュメントはアーカイブされており、今後更新されません。 コンテンツとリンクが古い場合があります。 最新のドキュメントをご参照ください

ArcGIS for Desktopサービス エディターを使用してサービスの公開処理やサービス定義の作成処理を行っているときに、後でサービスの構成に戻る必要が生じる場合があります。たとえば、マップ サービスを公開しようとしているとき、マップ ドキュメントの解析後に多数のエラーがあることに気付いた場合は、ArcMap を閉じ、後のセッションで構成に戻ってこれらのエラーを修正する必要があります。作業中にこのような状況が発生した場合は、サービス エディターを閉じるときにサービスまたはサービス定義の構成をドラフトとして保存できます。

ドラフト サービスまたはドラフト サービス定義は、作業中の構成と考えることができます。ドラフトにはサービスに含める予定のすべてのサービス プロパティを含めることもできますが、ドラフトはコンパイルされていません。つまり、サーバーに公開される、またはローカルのディスクにステージングされる GIS リソースとデータは含まれていません。ドラフトを完成させてサービスの公開またはサービス定義の保存をコミットすると、GIS リソースとデータがコンパイルされ、ドラフトは削除されます。

ドラフトは作成に使用した GIS リソース (マップ ドキュメント、グローブ ドキュメント、データベースなど) と ArcGIS Server 接続に依存するため、ArcGIS for Desktop でしか開くことができません。サービスの構成を完了するには、ドラフトの作成に使用した GIS リソースとサーバー接続にアクセスする必要があるため、この点に注意しておく必要があります。

ドラフト サービスまたはドラフト サービス定義を開く方法については、「ArcGIS for Desktop でドラフト サービスを開く」をご参照ください。